フィリピンに日本のB級グルメのフードコートがお目見え 中間層狙う (2/2ページ)

2017.3.28 05:00

マニラにお目見えしたB級グルメを出す屋台風店舗を集めたフードコート「横丁」=2月8日(共同)
マニラにお目見えしたB級グルメを出す屋台風店舗を集めたフードコート「横丁」=2月8日(共同)【拡大】

 メニューには「チーズカレーラーメン」(189ペソ=約420円)、「オムレツチャーハン」(79ペソ)、「からしマヨたこやき」(78ペソ)などがずらり。フィリピンでは、日本料理は概して値段が高く、富裕層や外国人が主な客層になりがちだったが、価格設定を「ローカルフードに近づけた」(豊山社長)。

 昼時にはフロアの160席がほぼ埋まることもある。口コミで知ったという男性は「日本の食べ物の幅広さを知った。コストパフォーマンスがいいからまた来るよ」。

 フィリピンのここ数年の経済成長率は東南アジア諸国連合(ASEAN)でも群を抜く。2015年の1人当たり国民総所得は05年比で2.3倍の3550ドル(約40万円)となり、中間層も増え始めている。約1億人の人口も魅力だ。

 このフードコートには、フィリピン進出を検討する日本の飲食店が試験出店することも可能。豊山社長は日本食とフィリピン人の橋渡しをしたいと意気込んでいる。(マニラ 共同)

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