
シャープが発売する「8K」に対応した70型の業務用の映像モニター【拡大】
シャープは12日、次世代の超高精細な画質「8K」に対応した70型の業務用の映像モニターを6月30日に発売すると発表した。2015年から85型の製品を販売中だが、今後の需要拡大を見据えラインアップを強化する。フルハイビジョンの16倍の解像度を生かし、手術で精細な映像が必要な医療現場などに売り込む。
市場想定価格は864万円前後で、年間200~300台程度の販売を見込む。液晶パネルは親会社の鴻海(ホンハイ)精密工業と共同運営する堺ディスプレイプロダクト(堺市)で生産し、栃木工場(栃木県矢板市)で組み立てる。
従来機の85型に比べ小型で設置しやすく、電力消費量も抑えた。医療現場に加え、映像を制作する放送局やデジタル展示を手掛ける美術館などにも販売する。
シャープは8K関連事業を成長戦略の柱に掲げており、18年の8K放送の開始に向け、家庭用8Kテレビの製品開発も進めている。