
会見で頭を下げる東芝の綱川智社長=15日午後、東京都港区芝浦の東芝本社(宮崎瑞穂撮影)【拡大】
--巨額損失の調査の方は、継続中ということだが、過去部分の調査は、年度末決算で、独立監査人のPwCあらた監査法人が必要といったら改めて調査を行うのか
綱川智社長「できるだけ協力していく」
--その場合、期限内は難しいと思うが
「そのへんは、期限があるので、話し合いで協調して進めたい」
--法的整理の考えていないのか
綱川社長「毀損した財務基盤の改革に専念している。法的整理を検討する余裕はない」
--米原子力子会社のウエスチングハウス・エレクトリック(WH)は非連結化したが、再生の状況と見通しを
綱川社長「米電力会社スキャナとサザン・カンパニーが計画の再評価を行っており、暫定の合意を進めている。期限は4月28日だったが、さらに検討が必要で、6月に遅れている。ただ、両社のとの話し合いは順調で、延長した期限で契約を締結できる」