【ライフデザイン】男性の育児参加には職場理解必要(上) (2/2ページ)

2017.5.23 05:00

 こうした中、男性が家事や育児に積極的に参加していくために何が必要か。前述の世論調査によると、男女ともに最も多くの人が「夫婦や家族間でのコミュニケーションをよく図ること」を挙げているが、これと同じくらいの割合で「男性による家事・育児などについて、職場における上司や周囲の理解を進めること」(以下「職場の理解」)を答えている。「労働時間短縮や休暇制度、テレワークなどのICTを利用した多様な働き方の普及で、仕事以外の時間をより多く持てるようにすること」のように、働き方の見直しを求める項目にも男女ともに約3割が回答しているが、「職場の理解」の方が上回っている。

 実際、男性が勤務先に育児のための制度を利用しようとしても認めてもらえなかったり、利用したら嫌がらせを受けたりというような、いわゆるパタニティ・ハラスメント(パタハラ)も社会問題となっている。働き方改革を進め、多様な働き方が可能になる制度を導入しても、それを利用しやすい職場雰囲気でないと、男性の家事・育児参加が進まないことを多くの人は認識しているようだ。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。