
中期経営計画について説明するシャープの戴正呉社長=26日、堺市【拡大】
シャープは26日、今後3年間の中期経営計画を発表し、2020年3月期の連結売上高を17年3月期の約1.6倍の3兆2500億円とする目標を掲げた。営業利益は約2.4倍の1500億円を目指す。次世代の超高精細な画質「8K」に対応した製品を投入するなど、先端技術を使った事業を強化し、売り上げ拡大による業績改善を図る。
同日発表した18年3月期の連結業績見通しは、最終利益が590億円になると予想。前期は248億円の赤字で、黒字は4年ぶり。売上高は前期比22.4%増の2兆5100億円を見込む。
中期計画では、8Kなど液晶パネル関連の事業と、人工知能(AI)や、あらゆるものをネットワークでつなぐ「モノのインターネット(IoT)」事業を柱に据え、20年3月期の売上高をそれぞれ1兆円に積み上げると計画した。
研究開発や生産体制の整備に向け、3年間で約4000億円を投資する考えも示した。
8Kに対応した家庭向け液晶テレビの市場投入も視野に入れる。