
東芝の半導体工場=15日午前、三重県四日市市【拡大】
東芝とWDの幹部は近く会談する方向。WDは東芝メモリ買収の譲歩案を示す見通し。東芝には6月後半の売却決定まで残り時間が少なく、今回も折り合えなければ、WDに見切りをつけて、他の入札参加陣営を選ぶ可能性がある。
東芝が進めている半導体子会社「東芝メモリ」(東京)の売却交渉は、合弁相手の米ウエスタン・デジタル(WD)と、資金力のある米半導体大手ブロードコムの2陣営に買い手が絞られ、事実上の一騎打ちとなっている。
ブロードコムは資金力に加え、WDと異なり独占禁止法上の問題を考慮する必要がない点も評価されている。ただ雇用や設備維持への考え方が不透明で、国策として半導体を保護したい経済産業省などの理解が得られるかが課題だ。