聯合ニュースは15日までに、韓国電力の趙煥益社長が最近訪日し、東芝の綱川智社長と原発事業での協力について協議したと伝えた。韓電は東芝傘下の英原発事業会社ニュージェネレーション株の売却先として取り沙汰されており、この件を話し合った可能性がある。
聯合によると、韓電がニュージェネレーション株を取得すれば、アラブ首長国連邦(UAE)での原発建設に次ぐ、海外での原発事業参入となる。
東芝は、系列の米原発会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の経営破綻を受け、海外の原発事業から撤退する方針。
趙社長は3月、ニュージェネレーション株に関し「売却の構図が固まれば真っ先に飛び込む」と述べ、意欲を示していた。(ソウル 共同)