
三菱自動車の株主総会で発言する益子修社長のモニター映像=23日午前、東京都港区【拡大】
そこまで説明すると、益子社長は先行きの経営方針に話題を移した。商品面では三菱自が強みを持つスポーツ用多目的車(SUV)に加え、プラグインハイブリッド車(PHV)などの電動化技術をさらに進化させ、ぶつからない車や、事故のダメージを最小限にする車など安全性向上を「開発の柱にする」と述べた。PHVについては、ルノー、日産の製品にも三菱自の技術が使われるとした。 一方、三菱自のシェアが高い東南アジア諸国連合(ASEAN)地域については、生産能力で日本に匹敵するとし「パートナーにとって成長の可能性がある」と説明。益子社長は、魅力的な商品づくりとASEAN地域の深掘りにより、伸び悩んでいる販売台数を平成31年度に29年度比25%増の125万台、売上高営業利益率6%に伸ばす計画を改めて表明した。
益子社長は、冒頭の説明の最後に、自身の肩書き変更についても説明。現在は社長CEO(最高経営責任者)だが、社長という肩書きをなくし、CEOとするとした。その理由について益子氏は「年功序列制度を変え、業績連動型の制度を導入した。古い風土を変えて、新しい風を取り入れるため、グローバルに通じるCEOとした」と説明。その上で「CEOとして、改革と業績のV字回復を成し遂げることに全力で取り組む。新生三菱にご期待ください」と締めくくった。