
ホンダアクセスKIDS部が東京学芸大学こども未来研究所と共同で開催したイベント【拡大】
KIDS部のメンバーは「最終的には自動車や自動車のある生活の楽しさを子供たちに伝えたい」という。そのために、メンバーの自動車に関する固定概念を一度壊してみる作業も続けている。
例えば、マンガやSF映画の中の自動車はどういうものかを把握。自動車に関する過去のテレビCMなどを分析し、自動車に求められるものがどう変わってきたかを理解する。子供と自動車の関係も、こうした取り組みの一環でもあるのだ。
◆“足”以外の一面知る
自動車には“生活の足”という重要な役割がある。しかし、自動車にはそれ以外の価値もある。従前から運転を楽しむニーズはあった。運転自体、あるいは車窓を眺めることがレジャーであり、同乗者がいればコミュニケーションツールであるかもしれない。そんな気づかれていない“自動車の一面”を知ることに大きな意味がある。
折しも、日本では若者の自動車離れが深刻だ。将来のユーザーでもある子供を知ることは、自動車を正確にPRすることにも有効だろう。
では同社はこの先、見いだしたものをどう活用するのか。
「現時点ではあまり制限を設けず研究する。それらの知見を基に、イベントやコンテンツの創出などができるかもしれない。最終的には、そんな取り組みがモノやコトに落とし込めればいい。その暁にはキッズデザイン賞にも挑戦したい」(同)
キッズデザイン協議会にも参画するホンダグループ。その一翼を担うホンダアクセスKIDS部の2年目は、一層の“深化”を目掛けて加速している。(キッズデザイン取材班、おわり)