
プレイステーション4向けゲーム「ドラゴンクエスト11過ぎ去りし時を求めて」の画面【拡大】
スクウェア・エニックスは、ゲームソフト「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」シリーズの最新作を29日に発売する。シリーズ第1作発売から30年たっても人気が衰えない国民的ゲームソフトの11作目で、これまでの集大成という位置づけだ。今回は据え置き型と携帯型の異なる機種向けに同時発売されることもあり、ゲーム業界の活性化にも期待が高まる。(高橋寛次)
発売されるのは「ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて」。16歳の誕生日に勇者の生まれ変わりであることを知った主人公が、冒険に旅立つストーリーだ。今回は、ソニーの据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」と任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けの2種類を発売する。ゲームソフトは開発にコストがかかるため、性能が全く違う機種向けに同時発売するのは異例。
テレビと接続して遊ぶPS4では、高精細な画像が特徴だ。上下2つの画面がある3DSでは、立体的な画像とシリーズ初期に近い平面的な画像を表示し、途中から好きな方を選んで遊ぶことができるという。