タイガーエア台湾が到着、記念セレモニー 第1便満席、「茨城の魅力証明」 (1/2ページ)

タイガーエア台湾のプログラムチャーター便の運航を記念して行われたセレモニー=2日午前、小美玉市与沢の茨城空港(峯匡孝撮影)
タイガーエア台湾のプログラムチャーター便の運航を記念して行われたセレモニー=2日午前、小美玉市与沢の茨城空港(峯匡孝撮影)【拡大】

 茨城空港(茨城県小美玉市与沢)で2日、格安航空会社「タイガーエア台湾」の茨城空港と台北(桃園国際空港)を結ぶプログラムチャーター便の第1便が到着し、記念セレモニーが開かれた。チャーター便は30日まで日曜と水曜に運航される。

 同社幹部の許致遠氏はセレモニーのあいさつで、第1便(180席)が満席だったと説明し、「台湾にとって茨城が魅力的であることが証明されている。台湾と日本の交流を深められることを願っている」とチャーター便の運航に期待を示した。

 茨城空港では、ご当地キャラクターの「ハッスル黄門」や「ぐんまちゃん」などが第1便で到着した台北からの観光客をお出迎え。観光客にはメロンやおみたまヨーグルトが振る舞われ、北関東3県の観光パンフレットなどのグッズなども配られた。

 台湾南部・高雄市から来日した李志栄さん(47)は「旅行会社のチラシを見て、茨城に来てみたいと思った。こんなに出迎えてくれてびっくりした。メロンは甘かった」と話していた。40代の女性客は「子供連れなのでアクアワールド県大洗水族館に行くのがとても楽しみ」と語った。

 台湾ではインターネットや口コミで茨城の情報が伝わっており、県担当者は「一人一人の観光客を大事にしたい」と強調した。