暑い夏だけでなく、秋や春にもその季節それぞれの楽しみがあり、その方が快適にサイクリングできる。冬でも海岸線ではほとんど凍結することのない温暖な伊豆半島は、サイクリングにとって最適の地といえるだろう。
サイクリング以外でも、スポーツを楽しみにして観光に訪れる人は、その土地の観光シーズンの繁忙期、閑散期に関係なく、スポーツの季節周期に合わせて来訪する。観光地の閑散期をなくすために、スポーツツーリズムは効果の高い施策となり得る。
地域によって観光資源は異なる。例えば、伊東市はスキューバダイビングのメッカだ。これはマリンスポーツなので夏がメインとなる。一方で優良なゴルフ場が4施設ある。温暖な気候のため霜が降りず、最大の閑散期である冬場に適している。
このほか団体スポーツであるサッカー、野球、ラグビーなどは楽しむ季節がさまざまで、1回当たりの集客数も大きい。これらのスポーツツーリズムは趣味をはじめ、合宿、大会、スクール、サークルなどの需要があり、動員力が期待できる。
観光地の繁忙期、閑散期の落差の解決に向け、地域に合ったスポーツツーリズムを検討してはいかがだろうか。
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【プロフィル】五味隆介
ごみ・りゅうすけ 米パームスプリングズ高(カリフォルニア州)卒。サンディエゴ州立大中退。1997年JALプラニング(現JALブランドコミュニケーション)入社。2004年5月JWELを設立し、現職。企業・団体の新規事業、地域の観光プロジェクト、ローカルメディアをサポート。42歳。東京都出身。