【現場の風】日産の車両開発責任者に聞く SUVに続く業界の動きは?「今までにない形のクルマが…」 (2/2ページ)

取材に答える日産自動車第二製品開発本部の部長兼車両開発責任者、村上慎一さん=6月8日、横浜市(宇野貴文撮影)
取材に答える日産自動車第二製品開発本部の部長兼車両開発責任者、村上慎一さん=6月8日、横浜市(宇野貴文撮影)【拡大】

 --プロパイロット機能は電気自動車(EV)「リーフ」の新モデルにも搭載する予定だ

 「これまでエクストレイルの分だけでも数十万キロの走行テストを行っている。セレナの分と合わせると、かなりの距離の走行テストを実施してきた。車両が小さいリーフに搭載するのも技術的には難しくない。ただ、外観寸法が決まっていて、幅が狭く、背が高い軽自動車への搭載は難しいかもしれない」

 --SUVのヒットに続く業界のムーブメントは

 「今後は車型ではなく、内燃機関がどう変わるかが重要だと思う。バッテリー技術で革新が起きれば、今までにない形のクルマが作れるのではないかと期待している。クルマの性能が向上し、市場も成熟する中、購買意欲を刺激する引き金となる技術を開発していきたい」

【プロフィル】村上慎一

 むらかみ・しんいち 東京農工大工学部卒。1983年日産自動車入社。「GT-R」「エクストレイル」「キャシュカイ」などの製品開発を手掛け、「インフィニティ」などの車両開発責任者を担当。2016年7月から現職。東京都出身。

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