
記者発表で質問に答えるXAIRCRAFT創業者のひとりJustinGONG氏【拡大】
また手間のかかるバッテリーとタンク(ケミカルタンク)もカートリッジ仕様になっているなど工夫されていて、煩雑な作業なしで交換が可能だ。可変速度アトマイザーを搭載していて、風量など状況に応じて液滴調整が可能となっている。日本で需要の高い粒材には現在は対応していない。
記者発表に出席したXAIRCRAFT創業者のひとりJustin GONG氏は「日本では販売とリースで年間3000機の普及が目標だ。日本の農業に貢献したい」と意欲を語った。
同社は2007年に創業し、ドローンは当初空撮系を開発したが、2014年から産業用に転換、農薬散布ドローンでは中国国内トップのシェアを誇っている。トラブルに対するサービスや日本での自動航行には法改正など課題も多いが、今後は日本市場で目の離すことのできない存在となりそうだ。(渡辺照明)
●=木へんに及
▲=飛の簡体字