往年の名車、相次ぐ部品復刻 ビートにロードスターも メーカー「乗り続けるお手伝い」 (2/2ページ)

ホンダは1996年まで発売した軽自動車のオープンカー「ビート」の補修部品を発売する
ホンダは1996年まで発売した軽自動車のオープンカー「ビート」の補修部品を発売する【拡大】

 まず、ニーズの大きいホイールやシートベルトなどを再販し、最終的には内外装部材など300点を検討する。ホンダの家老亘部品部長は「入手が困難な部品を復活させて、愛着ある車に乗り続けることのお手伝いをしたい」と述べた。

 マツダも89年~98年まで発売したオープンカー「ロードスター」の初代モデルの一部部品を来年初頭から復刻販売する。初代ロードスターは国内で累計12万台が販売され、現在も2万3000台もの保有がある。マツダは部品供給に加え、ユーザーの車両を一旦預かり、発売当時の姿に近い状態に戻すサービスも始める。

 日産自動車は、89年~94年までに発売したスポーツカー「スカイライン R32 GT-R」向けの部品の再供給を検討している。

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