東芝、メモリ売却WD陣営へ 31日に正式契約で調整 (2/2ページ)

東芝の半導体売却を巡る経緯
東芝の半導体売却を巡る経緯【拡大】

 「WDは一番交渉が遅れていた陣営なので、まだかなり時間がかかる」(東芝関係者)のも懸念材料だ。細部で詰め切れていない部分も多く、期限内に調整が間に合う保証はない。

 また、今回、東芝メモリの売却をめぐり、泥沼の訴訟合戦を繰り広げた東芝とWDが歩み寄ったことで、日米韓連合に参加していた革新機構や政投銀はWD陣営に乗り換える。一方、SKははしごをはずされることになっただけに反発も予想され、東芝にとっての新たな火種になる懸念もある。(万福博之)

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 ■東芝の半導体子会社売却をめぐる経緯

 1月27日 半導体メモリー事業の分社化を発表

 2月14日 同事業の売却方針を表明

 3月29日 1次入札締め切り

 4月 1日 分社化で「東芝メモリ」発足

 5月15日 米ウエスタンデジタル(WD)が国際仲裁裁判所に売却中止を申し立て

 5月19日 2次入札締め切り

 6月21日 日米韓連合を優先交渉先に決定

 8月10日 WD、鴻海精密工業とも交渉開始したと表明

 8月24日 経営会議で優先交渉先をWD陣営に切り替え

 8月31日 売却交渉の最終合意(予定)

 来年3月 売却完了(予定)

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