
東芝本社が入るビル=24日、東京都港区(共同通信社ヘリから)【拡大】
「外れたSKも怖い」と東芝関係者は懸念を示す。日米韓連合に参加していたSKは、東芝が優先交渉先を切り替え、はしごをはずされた格好になる。決定した背景を丁寧に説明し、納得を得られなければ、新たなリスクになりかねない。東芝社内では「関係がもつれれば、韓国での独禁法審査で横やりが入るのではないか」と警戒感が広がる。
東芝の半導体部門や東芝メモリ内で顕在化するWDと組むことへの反対意見も懸念材料だ。東芝とWDはこれまで売却差し止め訴訟で激しく対立しており、自社の権益確保になりふり構わないWDに対する不信感は根強い。契約を結べたとしても社員の融和などの対応が必要になる。