
東芝本社が入るビル=1日午後、東京都港区(原田史郎撮影)【拡大】
東芝とWDは東芝メモリの売却で詰めの協議に入っているが、足踏みが続いている。買収時点ではWDは議決権は取得せず、東芝メモリが新規株式公開(IPO)した後に16%弱の議決権を確保する方向で調整している。だが、WDは将来の経営権取得を諦めておらず、独立経営を目指す東芝との間に溝が生じている。
こうした中、対抗馬である米ファンドのベインキャピタルなど「日米韓連合」が買収後の資金支援を上乗せして、総額2兆4000億円を拠出する新提案を提示し、日米連合を猛追する。アップルの参加も調整中だ。
東芝が予定する13日の売却先決定に向け、最後の綱引きが激しさを増してきた。