【ピックアップ】全国青年部会、遊技業発展へ交流会 (2/2ページ)

持続可能な遊技産業の成長に向け、次世代を担うメンバーが学び、交流する
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 当日は、基調講演でリカバリサポート・ネットワークの西村直之代表理事が「IR時代に向かうパチンコ・パチスロ依存問題」をテーマに持論を展開。業界がなぜ依存対策に取り組まなければならないのか、その理由に言及した。また、遊技業界がやるべきこととして「社会に対するパチンコの明確なビジョンの提示」「娯楽としての必要性・有用性の証明」「科学的・客観的根拠の集積」「業界目線ではない、迅速かつ、目に見える対策」「国民に信頼されうる対策の実施・評価→事実の発信」の5つを掲げ、「日本の文化として誇ることができるパチンコを実現していってほしい」と強調した。

 これに続き、エンタテインメントビジネス総合研究所の藤田宏代表取締役社長が進行役となり、「競争から共創へ」をテーマにグループディスカッションを実施。「基調講演の感想共有・業界としての課題」「店舗・業界として何ができるか」「『競争から共創へ』みなでできること」の順番で意見を出し合った後、最後のテーマについて改めて議論。藤田氏が「この交流会も9回と回を重ねてきた。皆でできる『共創』を実行できる何かを打ち出してはどうか」と提言するなか、その具現化において全国遊技業青年部会として英知を集めていくこととした。

 次回の交流会は鹿児島県遊協の青年部会(西川雄一部会長)が幹事を務める。