中小企業

神奈川県がヘルスケアVB向け基金

 神奈川県は、ヘルスケア分野の創業初期のベンチャー企業を投資対象とするファンド(基金)を3月30日付で組成した。ファンドには県のほか横浜銀行や神奈川銀行、スルガ銀行、鹿児島銀行、ベンチャーキャピタルのキャピタルメディカ・ベンチャーズ(東京都港区)や中小企業基盤整備機構なども出資。5月末までに総額12億円の規模となる。ファンドの運用期限は2027年12月31日。第1次投資先として、画期的な乳がん検査装置の開発に取り組むリリーメドテック(東京都文京区)、医療分野向けの人工知能(AI)を開発するハカルス(京都市中京区)、小型授乳室を手掛けるトリム(横浜市中区)、遺伝子検査技術開発のレリクサ(東京都千代田区)を選定した。

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