飲食業の接客研修、人材も定着 ビジネスフードファン・岩本留里子代表 (2/2ページ)


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  • 講演する岩本留里子さん。食に関わる幅広い活動に励んでいる

 研修を一切していなかった居酒屋チェーンでは、靴をきれいに磨くといった身だしなみを徹底指導することで、接客が改善されて来店客が増えたほか、仕事への意識が高まり定着率も改善した。

 きっかけはミスド

 ダスキンが運営するファストフード店ミスタードーナツでの勤務が、飲食業界と関わるきっかけとなった。整備された研修とマニュアルで接客の基本を身に付け、店長、サービスマネジャーを務めた。

 レストランチェーンのピエトロでは海外店舗の立ち上げに携わったほか、新メニュー開発も担った。その後もいくつかの飲食関連会社で業態開発、人材育成、コンサルティングなど、15年間であらゆる飲食業運営のノウハウを身に付けて08年に起業した。以降、年間120回の教育・研修を行い、延べ2000人以上の人材を育成している。

 今後は、企業内で人を育てる人材を輩出していく。「『人を育てる人』として従業員を教育する。そうすることでよりスピーディーできめ細かな人材養成につながり、顧客満足度をアップさせられるだろう」。接客レベル向上によって飲食業界の活性化に貢献する。

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【プロフィル】岩本留里子

 いわもと・るりこ 日大短大部卒。ダスキン運営のミスタードーナツ、レストランチェーンのピエトロのほか、複数の飲食関連会社での業務経験を経て、2008年6月ビジネスフードファンを設立。47歳。長崎県出身。

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【組織概要】ビジネスフードファン

 ▽所在地=東京都千代田区神田錦町3-21 ちよだプラットフォームスクウェア1122

 ▽設立=2008年6月

 ▽事業内容=食・接客サービスコンサルティングなど