TBM、紙やプラの代替素材「LIMEX」改良 生分解性素材加え環境性能向上 (1/2ページ)

生分解性「LIMEX」でつくられた食器類の試作品(TBM提供)
生分解性「LIMEX」でつくられた食器類の試作品(TBM提供)【拡大】

 環境配慮型素材開発ベンチャーのTBM(東京都中央区)は、石灰石由来の紙やプラスチックの代替素材「LIMEX(ライメックス)」に生分解性素材を採用する方針を固めた。欧州中心に環境規制の強化が見込まれるため、より環境性能を高めた素材の開発に乗り出す。

 プラスチックごみは世界中の海洋に漂うごみの85%に達するとされ、生態系の破壊など、深刻な汚染を招いている。

 このため欧州連合(EU)は、2030年までにすべてのプラスチックをリサイクルすることを目指す政策大綱を発表。各国で規制が強化されることが確実視されている。

 TBMが、LIMEXの改良に乗り出すのは、こうした環境規制の強化をビジネスチャンスと捉えたからだ。

 LIMEXは石灰石に含まれる炭酸カルシウムを主原料に石油由来のポリオレフィン樹脂を混ぜている。製品化を目指す新LIMEXは、ポリオレフィンを生分解性素材に置き換える。

続きを読む