【木下隆之のクルマ三昧】これって社外秘じゃないの?! 難解でも面白い「スバル技報」 (1/3ページ)

SUBARU(スバル)技報
SUBARU(スバル)技報【拡大】

  • スバル技報の本文から
  • スバル技報の本文から
  • スバル技報の本文から
  • スバル技報の本文から
  • スバル技報の本文から

 スバルが発行する超お堅い雑誌を定期的にいただいている。総ページ数が約300にも及ぶからズッシリと重い。

 表紙には「スバル技報」とある。「2018 No.45」とある。No.1は1972年。およそ年一回を基本に不定期で発行しているとのこと。もう46年も発行を続けているのである。サブタイトルは「スバル・テクニカル・レビュー」。和訳すれば「富士重工技術評論」である。 

◆まるで理系学生の参考書?

 ペラペラと捲るのに気合が必要だ。その理由は、巻末の奥付からも感じられる。発行兼編集人はスバル技報編集委員会であり、その技報編集委員会の構成表には、技術開発本部やCAE部や、あるいは電子商品設計部といった技術系に所属する方々の名が記されているのである。

 勇気を振り絞ってページをめくると、さすがに頭がクラっとする。難解な数式や図形が紹介されており、理工系の参考書のような体裁なのである。「Dadd=Dramps+Dduct+Dplug+{Peu2/e+(Pe-Po)}Ae-PoU2/0Ao」なんて呪文のような式が並ぶのだからもうお手上げだ。

 もともと文系であり体育会出身であり、あげくのはてにレーシングドライバー兼物書きなどを生業にしている僕が、ページが進むはずがない。

 ただし、実はそんな難解な技術解説書でも、諦めずにページを読み進めていくと、なかなか面白い紹介記事に突き当たる。

ゴルフバッグの正しい入れ方?