中小企業

屋内農作業で精神安定維持 スタートライン、4カ所目の障害者雇用施設

 障害者雇用支援を手掛けるスタートライン(東京都八王子市)は、12月に屋内農園型障害者雇用支援施設を東京都足立区にオープンさせる。昨年最初の施設を開設して以降、4カ所目となる。企業からの予約で全施設が満室となっているため、これに続く第5、第6の施設の設置準備にも乗り出している。

 農作業は、植物に触れることで精神の安定につながり、それぞれの障害特性に合った仕事ができる点で障害者に適した仕事と考えられている。

 スタートラインの施設は、天候の影響を受けにくく熱中症の心配のない屋内農園で、顧客企業が雇用している知的障害者らが安全に農作業に取り組める。

 約50種類のハーブ、葉物野菜などを栽培する。施設内は企業ごとにビニールハウスが分かれており、水分や養分の補給や調光を行う植物装置システムが装備された就業スペースが用意されている。同社のスタッフが常駐しているので、安心して働くことができる。

 作物は自社の福利厚生として従業員に配布するほか、ハーブティーなどに加工して企業のノベルティーなど、ブランディングツールとしても活用されている。

 昨年8月に横浜市港北区綱島に第1号施設を開設し、第2号施設を埼玉県戸田市にも設けるなど順次拡大しており、情報通信業、製造業、金融業などさまざまな企業に利用されている。

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