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経営は「目的の明確化」から始まる 戦略たてて「生きた資金」に (2/2ページ)

 戦略なき山登りは、どんなに良い道具、装備、仲間を抱えていても効果が発揮できず、時には過剰装備で身動きが取れずに、装備を山に置いてくることになる。経営ではリストラなどが最たる例だ。「人が足りないからとりあえず入れる」のは戦略ではない。

 目的も戦略も明確なら、あとは「仕組みづくり」。経営の仕組みは「A信用力」「B商品力」「Cセールス力」「D集客力」「E決済システム」「F継続的なファンづくり」の掛け算だ。A~Fで自社が弱い部分を強化し、経営のバランスを整えることが、長期的に安定した売り上げアップや労働時間削減に有効となる。「掛け算がゼロ」になるバランスだと、商品力が良かろうが、セールス力があろうが結果は伴わない。特に事業はマンパワーに依存しがちで、スタッフが替わった途端にクレームがきたり、売り上げが見えなくなったりするので注意が必要だ。

 売り上げアップと労働時間削減は「足元からの地道な行動改善」を繰り返すことで確実に進歩できる。ぜひ取り組んでほしい。 (この項おわり。次回からKompathの高橋遼平代表取締役最高経営責任者が医療機器の産学連携による事業開発手法を解説します)

【プロフィル】親川政明

 おやかわ・まさあき

 沖縄県立泊高卒。2004年オフィスワークサポートを起業、14年合同会社ミリオンズを設立し代表(現職)、17年日本パーソナルビジネス協会(JPBA)を設立し代表理事(現職)。売り上げアップ、労働時間削減を90日以内に同時達成する経営の仕組みを提供。41歳。沖縄県出身。

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