卵のアレの有用性、化粧品応用 アルマード、消費者の反応に大きな手応え (1/2ページ)

「卵殻膜化粧品やサプリメントに配合するためには高度な技術を有している点は大きな強み」と話すアルマードの荒西俊和社長
「卵殻膜化粧品やサプリメントに配合するためには高度な技術を有している点は大きな強み」と話すアルマードの荒西俊和社長【拡大】

  • 株式会社アルマード ホームページより

 化粧品の通信販売を手掛けるアルマードは、卵の殻と卵白の間にある卵殻膜の有用性に着目し、卵殻膜を配合した化粧品やサプリメントの開発・販売を行ってきた。2001年から東海大学、東京大学、東京農工大学との産学連携での共同研究プロジェクトを推進。荒西俊和社長は「大学との研究プロジェクトで卵殻膜の有用性を科学的に解き明かし、化粧品をはじめ、さまざまな分野に応用することを目指している」と意欲を見せる。

 中国の薬学書で天然の絆創膏として紹介されるなど、卵殻膜は古くから民間で創傷治癒に活用されてきた歴史がある。しかし、これまでその有用性は十分に解明されていなかった。

 11年に行われた研究では、卵殻膜が細胞を刺激し、創傷治癒の初期段階に欠かせないIII型コラーゲン関連遺伝子を培養皿上で増加させることを実証し、注目が集まった。

 さらに今年、農工大との産学連携プロジェクトの研究では、卵殻膜を塗布したIII型コラーゲン関連遺伝子が非塗布群と比較すると、1.6倍増加することを実証。また、増加する場所は、創傷治癒プロセスに必須の皮膚真皮乳頭層であることも明らかになった。

 11月、この研究論文「皮膚科学における有用性とメカニズム」が、米国専門科学ジャーナル「Cell & Tissue Research」のオンライン版に掲載された。

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