丸紅、柿木副社長が社長に昇格 電力・プラント事業拡大を評価

丸紅の次期社長に就任することが決まり会見する柿木真澄氏(右)と国分文也社長=15日、東京都港区
丸紅の次期社長に就任することが決まり会見する柿木真澄氏(右)と国分文也社長=15日、東京都港区【拡大】

 丸紅は15日、柿木真澄副社長(61)が4月1日付で社長に昇格するトップ人事を発表した。国分文也社長(66)は代表権を持たない取締役会長に、朝田照男会長(70)は常任顧問に就く。

 柿木氏は丸紅の強みで稼ぎ頭の電力・プラント部門が長く、事業拡大を進めたことなどが評価された。同部門からの社長就任は同氏が初めてになる。国分氏は2013年に社長に就き、4月で就任から丸6年になる。エネルギー関連の減損処理を行うなど財務体質の改善を優先してきたが、一定のめどがついたことから、新中期経営計画がスタートするのを機に、経営の若返りを図る。次期社長の柿木氏は会見で「世の中のためになるビジネスやイノベーションを進めたい」と抱負を述べた。

【プロフィル】柿木真澄氏

 かきのき・ますみ 東大法卒。1980年、丸紅入社。2010年に執行役員電力・インフラ部門長。常務執行役員、丸紅米国会社社長、専務執行役員などを経て、18年6月から代表取締役副社長執行役員。鹿児島県出身。