後続車無人でトラック隊列走行 豊田通商が初の公道実証

前方の車両に合わせて後続車が自動で車線変更するトラック隊列走行の実証実験=22日午後、静岡県内の新東名高速道路
前方の車両に合わせて後続車が自動で車線変更するトラック隊列走行の実証実験=22日午後、静岡県内の新東名高速道路【拡大】

 豊田通商は22日、新東名高速道路で後続車無人システムのトラック隊列走行の実証試験を開始した。テストコースで実証し、公道での後続車無人の実証試験は国内で初めて。

 最大3台が浜松サービスエリア-遠州森町パーキングエリア間を往復し、2月28日まで実施する。

 2020年に高速道路での後続車無人の隊列走行を技術的に可能とし、22年の実用化を目指す。物流業界の深刻な人手不足解消に貢献する。

 経済産業省と国土交通省から委託された実証事業で、最大3台が時速70キロメートルで車間距離約10メートルの隊列を組み走行する。自動で加減速して車間距離を保つ「協調型車間距離維持支援システム」(CACC)や衛星利用測位システム(GPS)を利用した追跡(トラッキング)技術を使う。

 安全確保の観点から、経験のあるドライバーが乗車し、後続車の無人システムを実現させるための必要な機能が設計通りに作動するかを確認する。車両は日野自動車製。

 また、トラック隊列が周辺走行車両からどう認識されるか、追い越しなど隊列が周辺走行車両に及ぼす影響なども確認する。