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MLBが虎視眈々、狙うNFLマーケット (2/3ページ)

 敗れたラムズは17年ぶり4回目のスーパーボウル出場であったが、入場時には大ブーイングが沸き起こった。スーパーボウル出場を決めるニューオーリンズ・セインツ戦での誤審疑惑が尾を引いたからだ。常に高い視聴率を誇るスーパーボウルだが、今回は2009年に次いで最も低い44.9%にとどまり、中でもニューオーリンズでは26.1%だった。昨年は52.4%を記録したこの街ではスーパーボウル・ボイコットパレードが行われ、地元チームを愛する多くのファンが参加していた。

 現在、ラムズの7代目オーナーは、ミズーリ州出身のスタン・クロエンケ氏。07年にイングランド・プレミアリーグのアーセナルの買収に成功して世界の富豪として名をはせる。10年に地元チームであったセントルイス・ラムズの完全買収に成功した後、16年にフランチャイズをロサンゼルスへ移転させた。当然のことながらセントルイス市民から猛反発を食らう。しかしその3年後にスーパーボウル出場を果たした。

 地元人気は今一つ

 そのラムズは、ロサンゼルスで約50億ドルを投じてホームスタジアム「ロサンゼルス・スタジアム・アット・ハリウッドボウル」を建設している。既に22年のスーパーボウルの開催が決まっている。しかし、ロサンゼルスでのスーパーボウルの視聴率は、今回がこれまで出場したチームの都市の中で過去2番目に低い44.6%だったように、フランチャイズとしてラムズの評価は決して高くはない。

 戦力均衡を掲げるNFLではあるが、ここ最近のプレーオフ出場チームも限定されてきたように感じる。ラムズのようにオーナーによるチームの商業主義はリーグへの関心が低下することも懸念される。

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