デンソー、役員を半減 「常務役員」を廃止

 トヨタ自動車グループの部品大手デンソーは18日、役員数を現在の55人からほぼ半数の28人に削減する4月1日付の組織改正を発表した。32人いる常務役員を廃止する。自動運転の技術開発などで競争が激化する中、意思決定を迅速にする。

 少人数の役員体制として責任の所在を明確にし、経営全体を踏まえた判断をしやすくする狙いもある。従来の常務役員は役員ではない「執行職」に名称を変更し、現場の業務に集中する。専務役員は「経営役員」に変更し、現在の11人から15人となる。

 トヨタ自動車も常務役員を廃止し、部長や室長などの管理職と統合して新設の「幹部職」に一本化する人事制度を1月から導入している。