宮城県加美町では「サボイキャベツ」の生産が盛んだ。葉の表面がちりめん状に縮れているのが特徴で、主産地のフランス・サボイ地方が名前の由来とされる。やや苦みがあり、ロールキャベツなど加熱して食べるのがおすすめだ。
徳島県阿波市は通常のナスより一回り大きく、淡い黄緑色の「翡翠(ひすい)ナス」を特産にし、20年東京五輪で選手村の食材に採用してもらうのを目標に掲げる。佐賀県では水晶のような粒と塩味が特徴の「アイスプラント」の栽培技術を産学連携で確立し、神埼市などで生産。群馬県伊勢崎市の若手農家は4年前からブロッコリーとケールを掛け合わせた「アレッタ」の栽培に取り組む。