日本学術会議有志 著作権法改正案に懸念

 インターネット上の海賊版対策として違法ダウンロード(DL)の規制対象を全著作物に拡大する政府の著作権法改正案について、日本学術会議所属の高山佳奈子・京大教授ら有志が「情報収集の自由を過度に制約するもので容認できない」とする意見をまとめた。「一般的な情報収集活動まで処罰対象となりかねない」と訴えた。政府・自民党は改正案の今国会提出を見送る。