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5G導入で電柱の共用アンテナ実験 東電PG

 東京電力ホールディングス傘下で送配電網の運用などを担う東京電力パワーグリッド(PG)は19日、第5世代(5G)移動通信システムの導入を見据え、同社の電柱を複数の携帯電話事業者が基地局向けに共用する実証実験を2019年度上期から行うと発表した。KDDI(au)とソフトバンク、楽天モバイルネットワークが参加し、共用が可能か確かめる。実証実験では、電柱に複数の携帯事業者の無線機を取り付け、それらを共用アンテナとつなぐ。期間は長くても1年程度を見込み、実験場所は今後詰める。実験はコンクリート製の電柱で行う。東電PG管内には約580万本あり、現在はこのうち約1万3000本が携帯電話の基地局としても使われている。

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