LIXIL(リクシル)グループは25日、5月中下旬をめどに開催予定の臨時株主総会に向け、議決権を行使できる株主確定のための基準日を、4月15日に決めたと発表した。同社は株主から潮田洋一郎会長兼最高経営責任者(CEO)と、山梨広一最高執行責任者(COO)の取締役解任を求める臨時株主総会開催の請求を受けている。今回の基準日決定で臨時株主総会開催に向けて動き出したことになる。
今月29日には、ホームページに掲載する電子公告を予定している。同社は、臨時株主総会の検討と準備を始めており、開催日時、場所や議案については決定次第通知するとしている。
英マラソン・アセット・マネジメントなど海外の機関投資家やLIXILに統合した旧INAXの創業家といった株主らは、昨年秋に、瀬戸欣哉社長がCEOを退任し、取締役会議長だった潮田氏が会長兼CEOに就任した人事に対し、問題があるとして、20日付で臨時株主総会の招集を請求した。
LIXILでは、人事について外部の弁護士らによる検証を実施し、2月に公表。このなかでは、瀬戸氏は辞任の意向を示していなかったが、潮田氏が、指名委員会で委員に誤解を与えるような発言を行い、それによって人事案が決定したとの経緯を説明している。