オリンパス、カメラ事業の売却否定 竹内康雄次期社長「他分野に役立つ」 (1/2ページ)

オリンパスの次期社長に就く竹内康雄副社長=26日、東京都新宿区の本社(山沢義徳撮影)
オリンパスの次期社長に就く竹内康雄副社長=26日、東京都新宿区の本社(山沢義徳撮影)【拡大】

 オリンパスの社長に4月1日就任する竹内康雄副社長兼最高財務責任者(CFO)が、産経新聞のインタビューに26日応じた。米投資ファンド「バリューアクト・キャピタル」から新たに取締役を迎えることについて「投資家が経営陣に入るのは日本では珍しいが、米国では当たり前。異なる知見で取締役会の有効性が高まるだろう」と狙いを語った。

 次期社長の使命について竹内氏は「真にグローバルでサステナブル(持続的)なメドテック(医療・テクノロジー)企業になる」と説明。そのためには、過半数まで増やした社外取締役に加え、経営陣の多様化も必要だという。

 ファンドから加わるのは「米国でのメドテック事業に明るい人材」で、主に電気メスなど治療機器事業への助言を期待しているという。オリンパスは同事業を今後の成長分野と位置づけており、主力の内視鏡事業から独立させる。

 一方、同ファンドは“物言う株主”として知られるだけに、内視鏡などと比べ収益力が弱いデジタルカメラを中心とする映像事業の売却を求められるのではないか-との見方も広がる。

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