酒造会社の日本盛(西宮市)は25日、同市の阪神甲子園球場で30日から名物「かちわり氷」と生原酒を組み合わせた「かちわり生原酒」を販売すると発表した。野球観戦はビールが定番だが、生原酒を溶けにくいかちわり氷のロックで提供することで巻き返しを図る。同社は「夏の新たな風物詩に」と意気込む。
同社は平成29年4月に業界初となる蔵元直送の「しぼりたて生原酒」を発売。目新しさが評判を呼び、初年度は約1万リットルを売り上げた。しかし猛暑や台風に見舞われた昨年度は5千リットルに伸び悩み、特に夏場は「飲んでいる途中でぬるくなってしまう」(同社)ため、苦戦が続いた。
そこで甲子園名物のかちわり氷に目をつけ、新商品を企画。純度の高い氷は溶けにくく、冷たいまま生原酒が味わえるようになった。売り子が酒蔵をイメージした専用サーバーを背負って販売する。
同社は「阪神タイガースの成績とともに、売り上げを伸ばしていきたい」と期待を込める。かちわり氷を含め180ミリリットル550円。