ブラザー工業が8日発表した2019年3月期連結決算は、売上高が前期比4.1%減の6839億円、最終利益は7.8%増の539億円と減収増益だった。主力のプリンターは東南アジアなど新興国で売り上げを伸ばしたが、中国向けのスマートフォン用工作機械の販売が減少した。最終利益は前期に計上した為替予約に伴う評価損が大きく改善し、増益となった。20年3月期は売上高を6900億円と見込んだ。最終利益は為替レートを前期より円高に設定した影響で485億円とした。
ブラザー工業が8日発表した2019年3月期連結決算は、売上高が前期比4.1%減の6839億円、最終利益は7.8%増の539億円と減収増益だった。主力のプリンターは東南アジアなど新興国で売り上げを伸ばしたが、中国向けのスマートフォン用工作機械の販売が減少した。最終利益は前期に計上した為替予約に伴う評価損が大きく改善し、増益となった。20年3月期は売上高を6900億円と見込んだ。最終利益は為替レートを前期より円高に設定した影響で485億円とした。