NTTドコモなどは16日、共通のQRコードでスマートフォン決済が可能になる仕組みを取り入れると発表した。店舗側が提示するコードを一つにまとめることで、市場の拡大につなげていくのが狙い。アリババグループなど中国IT大手も参加する。
他に加わるのはフリーマーケットアプリ大手メルカリやLINE(ライン)、中国ITの騰訊控股(テンセント)。複数のサービスが乱立するスマホ決済で、利用者や店舗にとって使い勝手が複雑になるのを解消する。
ITシステムを手掛けるデジタルガレージ(東京)が複数のスマホ決済サービスを同じコードで利用する仕組み「クラウドペイ」を開発したことから、ドコモなどが採用することを決めた。店舗側はクラウドペイのコードを示せば、どの決済サービスに対応したスマホでも読み取れるようになる。