同市公衆衛生環境局のクワンチャイ・ジャムティム局長は「協力が持続可能な社会の実現を促進し、高齢者のリハビリに寄与するよう期待している」と話す。
タイは60歳以上を高齢者としている。日本で65歳以上が人口に占める割合(高齢化率)の27.7%(2017年)より低いが、タイ政府によると、人口に占める60歳以上の割合は18年で約16%。30年には約26%、40年には約32%になるとの民間団体の試算もある。
野毛坂グローカルの奥井代表は「将来的にはタイと日本の自治体同士が、福祉について学び合う場をつくりたい」と抱負を語った。(バンコク 共同)