ピックアップ

「上野村」の4社ショールームを開放

 遊技機メーカー4社(サンセイアールアンドディ、高尾、豊丸産業、ニューギン販売)は5月18日、各社の東京ショールームを会場とした「上野パチンコラリー」を開催した。

 同イベントは、「パチンコの楽しさを一人でも多くの人に体感してもらいたい」との思いから実施。パチンコメーカーの東京支店が集まる、いわゆる「上野村」にある4社のショールームを、ファンをはじめとする一般に向けて開放。2月23、24日に日本遊技機工業組合(理事長・筒井公久氏)が実施したパチンコ・エンドユーザー向け展示会「みんなのパチンコフェス」の目玉企画“連れパチ”で意図したことを、より広める試みの一つに位置付けられる。

 今回のイベントでは、パチンコホールにまだ導入されていない最新機種を設置し、試打イベントを開催。各社のショールームを巡るスタンプラリー形式を採用し、各ショールームに足を運ぶことで缶バッジがもらえるほか、4社全てのショールームを巡ることで「4社合同オリジナル特大缶バッジ」が来場者にプレゼントされた。

 当日は、イベントの開始前から受付の列ができる好調な滑り出しを見せるなか、サンセイのショールームでは、パチンコタレントの1GAME「ヨースケ」&「あおい」によるパチンコ盛り上げ隊が、各社のショールーム巡回に出発。ニューギンショールームではサンスポPSリポートがプロデュースする「サンスポアイドルリポーター SIR」が、遊技するファンへの対応やミニライブを実施するなど、各社各様に訪れたファンを盛り上げるアトラクションを展開した。ショールームを楽しそうに回遊する人々の多くは、友人やカップルという“連れパチ”スタイルで参加。また幅広い年齢層の参加が見受けられるなか、未導入機種の試打に加えて、いろいろな楽しみが用意されていることに満足げな様子をうかがわせた。

 一方、関係者からは「2月のパチフェスに参加した有志で、継続してパチンコの面白さを伝えていくためにはどうしたらよいのかを話し合ってきた」と開催に至る経緯が聞かれたほか、「ちょうど新機種の導入時期が近いメーカーがそろったことで、手探りながら見切り発車で開催したが、多くのファンの方々に来てもらえたことで、やりがいを感じた」と感想が述べられた。さらに、今後については「今回の集計データやファンの声などをまとめて、次回さらに他のメーカーにも声をかけて開催につなげたい」と、引き続きの開催へ意欲が示された。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus