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ルノー、強力な連合の復活優先 FCAとの交渉再開には含み (2/2ページ)

 一方、日産の企業統治(コーポレートガバナンス)改革案をめぐり、統治強化のために設置する委員会に関する日産側の人選に不満を表明し、自身だけでなくボロレCEOもメンバーとすることが賛成の条件だとの考えを示した。ただ、スナール氏は日産の統治改革案そのものは支持するとの立場も強調した。総会ではこのほか、経営側が、ゴーン被告に対し2018年の成果連動報酬22万4000ユーロ(約2750万円)を支払うとした議案の採決を提案した上で、株主に賛同しないよう要請。議案は否決された。(ロンドン 板東和正)

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