トヨタ自動車は21日までに、中国の大手電気自動車(EV)メーカー「比亜迪(BYD)」とEVの共同開発契約を結んだと発表した。セダンとスポーツ用多目的車(SUV)のEVを開発し、2020年代前半にトヨタブランドで中国市場へ投入することを目指す。車載用電池の開発も進める。
BYDは電池やモーターといった電動車用の主要部品を自主開発している。互いのノウハウや技術力を生かし、世界最大のEV市場である中国での販売拡大を図る。トヨタによると、BYDは1995年創業。2008年に世界で初めてプラグインハイブリッド車(PHV)の販売を始めた。EVとPHVを合わせた販売台数が15年から4年連続で世界トップとなった実績がある。
各国の燃費規制の強化で、世界の大手自動車メーカーはEVなど電動車への取り組みを強化している。トヨタは20年に自社開発したEVを中国市場に出す予定で、BYDとの共同開発などを通じて量産型EVを本格投入する考え。20年代前半には世界で10車種以上のEVを販売する計画だ。