金融

銀行が農業参入 新たなビジネスチャンス 融資と地域振興の一石二鳥 (2/2ページ)

 宮崎銀行はグループで100%出資する農業法人「夢逢いファーム」(宮崎市)を17年に設立した。ピーマンやマンゴーといった宮崎の主要作物は採用せず、「新たな特産品として将来性が見込まれる」(同行)として、国内消費量が増加傾向にあるアボカドとキウイを栽培している。

 千葉銀行や武蔵野銀行などが出資する農業法人「フレッシュファームちば」(千葉県市原市)は18年から稲作を始めた。周辺の農家から土地を借りて、規模を徐々に拡大している。

 鹿児島銀行が主導して16年に設立された農業法人「春一番」(鹿児島県日置市)は、タマネギやオクラといった野菜の生産に加えて販売にも力を入れる。銀行の取引先などの協力を得て販路を九州一円に広げた。小永吉志朗社長は「今後2~3年で黒字化を達成したい」と意気込んでいる。

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