トヨタ自動車は25日までに、2020年東京五輪・パラリンピックに約3700台の車両を提供し、このうち電気自動車(EV)など電動車の割合が約90%になると発表した。競技会場や選手村などの移動に使う車両の二酸化炭素(CO2)排出量は、ガソリン車やディーゼル車の場合と比べて約5割、削減できるという。
マラソン競技の先導車には、近未来的なデザインのEV「TOYOTA Concept-愛i」を導入する予定。期間中に体験試乗を行い、自動運転や人と会話する機能を紹介する。
トヨタは「これまでの大会で最高レベルの環境負荷低減を目指す」と強調する。トヨタは五輪とパラリンピックの最高位スポンサー「ワールドワイドパートナー」。
電動車は、MIRAI(ミライ)など燃料電池車(FCV)が約500台、EVは約850台、残りはハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)。
大会専用に開発したEV「APM」は新国立競技場など大規模会場を中心に約200台を導入。大会関係者や選手、高齢者らの移動を支援する。
自動運転のEV「e-Palette(イーパレット)」は選手村に十数台を配置し、巡回バスとして活用する。立ち乗りや、車いすに連結するタイプのEVも導入する。