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日産・ルノー攻防戦、第2幕へ 出資比率の見直し協議、今秋加速 (1/2ページ)

 企業連合を組む日産自動車とフランス大手ルノーによる運営の主導権をめぐる攻防が第2幕を迎える。両社は交渉窓口を決め出資比率の見直しに関する議論を始めており、今秋に経営陣を交えた協議を加速させる。白紙となったルノーと欧米大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の経営統合問題が再燃する可能性もあり、関係者の思惑が複雑に絡む展開となりそうだ。

 日産とルノーは連合内の関係を早期に安定させ、自動車業界で激化する競争に勝ち残りたい考えだ。ただ今後の協議では、日産がルノーに出資比率の引き下げを重ねて求めるのに対し、ルノーが応じる見込みは小さく、難航は必至だ。

 世耕弘成経済産業相とフランスのルメール経済・財務相は2日の電話会談で、企業連合に関し「協力関係を維持、強化していく意志を支持する」との共同声明を出し、今後の円滑な協議を促した。

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