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日本生命、日産・西川社長の再任に反対 大手生保4社の議決権行使結果

 大手生命保険4社による投資先企業の株主総会(4~6月開催)での議決権行使結果が3日出そろい、日本生命保険が日産自動車の西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)の取締役再任に関する議案に反対したことが分かった。日生は、不正融資が発覚したスルガ銀行の有国三知男社長の取締役再任議案にも賛同しなかった。日生は今回初めて、各企業の議案ごとの賛否を開示した。

 会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された前会長のカルロス・ゴーン被告の不正を見抜けなかった西川氏の続投は、ガバナンス(企業統治)上の懸念があると判断したとみられる。取締役選任議案での西川氏への賛成比率は78.0%と、他の取締役に比べ大幅に低かった。株主総会では一般株主からも退任を求める声が上がっていた。

 有国氏は旧経営陣から唯一取締役として残った。不正を防ぐ内部管理体制を築かなかったとして株主代表訴訟を起こされている。

 一方、第一生命保険や明治安田生命保険、住友生命保険は、日産とスルガ銀行の取締役選任の全議案に賛成した。

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