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東京ゲームショウ2019開幕 5G対応「eスポーツ」が主役

 世界最大級のゲームの展示会「東京ゲームショウ2019」が12日、千葉市の幕張メッセで開幕した。過去最多だった昨年に次ぐ655の企業・団体が国内外から出展。高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに対応したスマートフォンを使い、ゲームの腕前を競う「eスポーツ」が注目されそうだ。

 初日は、韓国で12月に開かれるeスポーツの国際大会に向けて、サッカーゲームの日本代表を選出する予選会を開いた。NTTドコモはブースに5Gの通信環境を初めて導入し、数十人が同時に対戦できるようにした。

 ゲーム業界は、5Gが普及すればスマホなどでクラウドサービスを利用して楽しめる市場が拡大すると期待している。

 東京ゲームショウは29回目。13日までは関係者向けで、一般公開は14日と15日。入場料(中学生以上)は当日2000円、小学生以下は無料。

 主催団体のコンピュータエンターテインメント協会(東京)の早川英樹会長は開幕式典で「ゲームはまだまだ成長産業だ」と述べた。

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