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オークラ旗艦ホテルで参戦 高級路線の競争過熱、外資系続々

 ホテルオークラ(東京)は12日、新たな旗艦ホテル「The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)」(東京都港区)を開業した。4年前に営業を終えた「ホテルオークラ東京」本館を建て替えてオープン。訪日客の増加を受けて都内で外資系高級ホテルが続々とオープンする中、日本勢も交えて競争が過熱しそうだ。

 12日に開いた記念式典には、ホテルオークラの荻田敏宏社長や小池百合子東京都知事らが出席し、テープカットした。

 新ホテルは、オフィスも入る41階建ての高層ビルと、ホテル施設だけの17階建て中層ビルの2棟で構成し、約500の客室を備える。2人で1泊した場合の料金は1室7万円(税、サービス料別)から。国内外にファンの多い旧本館の装飾を多く再利用した和のデザインが特徴。古墳時代の首飾りをモチーフにした照明などを使い、旧本館のロビーを再現した。

 前回の東京五輪開催時の1964年に開業した千代田区のホテルニューオータニは、ひのき風呂を備えた「新江戸ルーム」を74室用意した。宿泊客には日本酒を無料で振る舞う。

 千代田区の帝国ホテルは31階建てタワー館の全客室を2016年に改装。新宿区の京王プラザホテルは、宿泊客向けの茶道や華道体験サービスを定期的に行っている。

 外資系のアンダーズやアマンといった高級ホテルも続々と進出してきた。森トラストは21年までにマリオット・インターナショナルの最高級ホテル「エディション」を銀座など都内2カ所に誘致する。

 不動産サービス大手のCBREによると、ホテルの増加により21年には主要都市の客室数が需要を上回るという。五十嵐芳生アソシエイトディレクターは「客層に応じたマーケティング戦略の見直しが、特色を出すための鍵となる」と指摘した。

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