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JR西、アリババと連携 決済導入促進 西日本への中国人誘致強化

 JR西日本は24日、中国の電子商取引(EC)大手アリババグループと提携したと発表した。共同開発した旅行商品を販売したり、電子決済サービス「アリペイ」のJR西グループへの導入を進めたりしてJR西管内を訪れる中国人客の増加を目指す。

 アリババの旅行サイト「フリギー」で、バスツアー商品や観光施設への入館券などの取り扱いを始めた。アリババが持つ中国人に関するビッグデータを活用してサービスを共同開発、乗り放題切符とのセットも販売する。

 また、アリペイで決済した中国人向けの割引キャンペーンを10月24日までの期間限定で実施する。

 大阪市で開いた記者会見でJR西の来島達夫社長は「西日本の盛り上げにつなげたい」と強調し、アリババ日本法人の香山誠社長は「中国人にまだ気付いていないような観光地を紹介したい」と意気込んだ。

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