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スーパー売上高、前年同月比0.3%減 8月 5カ月連続のマイナス

 日本チェーンストア協会が25日発表した8月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比0.3%減となり、5カ月連続のマイナスだった。中旬以降、天候が悪かった地域が多く、来店客数が減ったことが響いた。消費税増税前の駆け込み需要は、飲食料品に軽減税率が適用されることもあり目立っていない。全店ベースの売上高は1兆360億円だった。

 既存店ベースの商品ごとの売上高は食料品が1.4%減、衣料品も婦人服が不振で2.4%減だった。住宅関連品は2.4%増だった。

 9月に入っても衣料品や住宅関連品の売れ行きは伸びていないという。協会の担当者は「現状では駆け込み消費は感じられない。最後の週末に日用品の買いだめなどがある可能性はある」と話した。

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